★自分らしさを決めつけない

多くの人の共通の願い、それは
”自分らしく生きる”

 

この言葉、一見とても魅力的に聞こえますが、自分らしく生きるってどういうことなのか、
ふと、立ち止まってその意味を一緒に考えてみませんか?

 

ーそもそも自分らしさって、何だろう?ー

 

ある人からは「明るく元気だね」と言われる。
でも別の人からは「繊細で、細かいところまでよくタイプだね」と真逆の言われる。

 

皆さんもこんな経験はありませんか?
いろいろな人から自分のイメージを聞くと、
「本当の自分らしさってなんだろう?」と混乱してしまうことがありますよね。

 

実はこれ、カウンセリングの中でもクライアントさんから良く出るお話で、
「私自分がどういうタイプか分からなくなってしまうんです」
ということで悩んでいる方はとても多いのです。

 

そんな方に私がオススメしているのは、「これが自分らしさだ!」
とあえて自分らしさを決めつけないこと。

 

ではなぜ、自分らしさを決めつけない方が良いのでしょうか?

 

★自分らしさを決めつけることは、自分の枠を決めつけることでもある

自分らしさを知っていることは、生きていく上で、
もちろん大切なことではありますが、

 

「私は明るい人間です」

「私は繊細な人間です」

 

そう自分を定義付けることによって、
本当は逆の一面もあるのに、その逆の一面を置いてけぼりにしてしまい、
自分の本来の魅力に気づけないことがあるのです。

 

ある時は「明るい私」であっても、もう一面では「暗い私」だっている。
いつもは「繊細な私」と思われがちだけれど、時には大胆さだって持ち合わせている。
その時その時の場面で常に変化し続けていくのが“自分”ではないでしょうか。

 

定義付けることで、その変化に逆らう必要はありません。
なぜかというと、その変化に逆らうことは、ある種自分という人間を
自分自ら枠にはめてしまうことになりかねないからです。

 

ーいろいろな私がいていいー

 

★“自分らしさ”はあくまで「らしさ」

今の“自分そのもの”を生きよう
あまりに「自分らしさ」や自分ブランディングに囚われてしまい、
自分そのものを生きられないのでは本末転倒です。

 

人の心や性格と呼ばれるものは流動的であるのが当たり前。
その中から、特に表に現れやすいものを「自分らしさ」と呼んでいるに過ぎません。

 

では、“自分そのものを生きる”とはどういうことでしょうか。

 

それは、今この瞬間の、自分の心の声を聴くことです。

 

「昨日まではこれがやりたかったけど、今はこっちがやりたい!」
というように、子どものようにくるくると変わるのが、本来の私たちの心というもの。

 

だからこそ常に自分の心の声に耳を傾け、自分が一番自分の理解者
であり続けることが大切です。
同時に自分の心の声に素直に従い、行動することもとても大切です。
これは、自分を一番に大切にしてあげるという行為だからです。

 

『今の自分そのものを生きる』
こうやって生きてみてこそ、はじめてその中から本当の
”自分らしさ”が見えてくるはずです。